< 早稲田大学社会安全政策研究所

第17回早稲田矯正保護展の開催


 テーマ:「高齢者の再犯防止−司法と福祉の架橋となるために−」
 日時: 2012(平成24)年11月29日(木)13:00〜17:00
 場所: 早稲田大学早稲田キャンパス小野記念講堂(27号館)
 主催: 早稲田大学法学部公認サークル「犯罪学研究会」、法学部石川ゼミ、文学部藤野ゼミ、
     法学部小西ゼミ、早稲田大学広域BBS会
     更生保護法人更新会、保護司稲門会、早稲田大学社会安全政策研究所
 後援: 新宿区
 プログラム:
  第一部(13:00〜14:00)
   山田憲児氏による講演「刑務所出所者等の社会復帰支援について」
   (NPO法人全国就労支援事業者機構事務局長兼日本社会事業大学客員教授)
  第二部(14:15〜15:15)
   Paix2によるスペシャルコンサート
  第三部(15:30〜17:00)
   学生の研究発表「生活の『定着』とは」

11月29日(木)に、第17回早稲田矯正保護展「高齢者の再犯防止−司法と福祉の架橋となるために−」が、早稲田大学早稲田キャンパス小野記念講堂で開催されました。

今年度は三部構成での開催であり、第一部では、NPO法人全国就労支援事業者機構事務局長、日本社会事業大学客員教授の山田憲児氏による講演「刑務所出所者等の社会復帰支援について」が行われました。本講演では、高齢・障害のある刑務所出所者の再犯防止対策の重要性、地域生活定着促進事業の開始、包摂社会の実現へ向けた今後の展望などについてお話しいただきました。

第二部では、矯正施設で年間約200回もの慰問コンサートを開催しているPaix2(ペペ)によるスペシャルライブが行われました。Paix2による矯正保護展でのライブは今回で6回目となりますが、今回は高齢者の再犯防止に関してPaix2のお二人と学生との間で対談も行われました。

最後に第三部では「高齢刑務所出所者の生活の『定着』とは何か」をテーマに、学生からの研究発表が行われました。発表では、高齢者犯罪の現状分析の後、地域生活定着促進事業およびその事業の中核となる地域生活定着支援センターの概要、高齢出所者の帰住先について報告が行われました。さらに、心理学的観点からも高齢者犯罪について論じ、総括が行われました。



<矯正保護展第一部 山田憲児氏による講演>

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<矯正保護展第二部 Paix2スペシャルライブ>

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<矯正保護展第三部 学生による研究発表>

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※第17回早稲田矯正保護展の報告書はこちらからダウンロードできます。

                    
                                                                             以上