WIPSS第43回研究会開催記録
- 開催日時:2014(平成26)年11月29日(土)15:00−18:30
- 開催場所:早稲田大学早稲田キャンパス8号館4階411号教室
- 報告者・報告タイトル:
「ストーカー事案:相談記録からみる実態と効果的な対策に向けて」
島田 貴仁 招聘研究員(科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室長)
「戦争/武力紛争における国家の国際違法行為責任」
萬歳 寛之 研究所員(法学学術院教授)
<第43回定例研究会風景>
「ストーカー事案:相談記録からみる実態と効果的な対策に向けて」
島田 貴仁 招聘研究員(科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室長)
「戦争/武力紛争における国家の国際違法行為責任」
萬歳 寛之 研究所員(法学学術院教授)
<第43回定例研究会風景>
「発達障害を有する犯罪者への法的対応策の考察(その2)」
宍倉 悠太 氏(大学院法学研究科研究生、国士舘大学法学部非常勤講師)氏
「刑事手続における『罪を犯した者の職業』の役割」
吉開 多一 招聘研究員(国士舘大学法学部教授)
<第44回定例研究会風景>
「少年非行に対応するための多機関・団体連携―学校教育行政システムと他のシステムとの連携について―」
三枝 功侍 氏(大学院法学研究科博士後期課程)
「刑法犯の減少と犯罪の転移」
金山 泰介 招聘研究員(日本大学総合科学研究所教授)
<第45回定例研究会風景>
「社会福祉と司法福祉―社会保障・社会福祉の観点から」
菊池 馨実 研究所員(法学学術院教授)
「国連平和維持活動(PKO)に対する国際法上の規制」
尋木 真也 招聘研究員(愛知学院大学法学部専任講師)
<第46回定例研究会風景>
「覚せい剤を使用した女性の受刑にかかる体験プロセス」
伴 恵理子 招聘研究員(渋谷区BBS会会長、心理カウンセラー)
「ソーシャル・インパクト・ボンドの導入可能性と課題―英国・米国における再犯防止への取組みを手掛りとして―」
細野 ゆり 招聘研究員(横浜国立大学成長戦略研究センターリサーチャー)
第一報告では伴研究員から、覚せい剤使用歴のある女性が刑務所に入所してから更生保護施設で刑の満期を迎えるまでの過程について、
インタビュー調査研究を元に成果報告が行われた。報告後、本報告の研究全体における位置づけと将来の方向性を中心に質疑応答が
行われた。
第二報告では細野研究員から、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)の概要説明の後、英国のピーターバラ刑務所、および米国
ニューヨーク市における実践例が紹介された。そのうえで、最後に日本における導入可能性と課題に関する報告が行われた。
報告後には、SIBの効果検証の在り方などを中心に質疑応答が行われた。
<第47回定例研究会風景>
「カリフォルニア州のオルタナティブ学校制度における教育評価と質保証」
宮古 紀宏 招聘研究員(千葉大学大学院看護学研究科附属専門職連携教育研究センター元特任講師)
「デンマークにおける犯罪者の社会復帰支援の一断面―ソーシャル・ファーム『ハイ・ファイブ』の活動を一例として―」
松澤 伸 研究所員(法学学術院教授)
第一報告では、宮古研究員から、カリフォルニア州における「オルタナティブ学校制度」の紹介が行われ、その教育評価システムの展開と
課題についての報告が行われた。報告後、「オルタナティブ学校制度」の意義や日本での導入可能性を中心に質疑応答が行われた。
第二報告では、松澤研究員から、デンマークにおける若年の犯罪者に対する就労支援組織『ハイ・ファイブ』の紹介と、その支援実績に
関する報告が行われた。報告後、ソーシャルファーム概念と『ハイ・ファイブ』の仕組みの違いや、日本の就労支援事業者機構との比較
などを中心に、質疑応答が行われた。
<第48回定例研究会風景>