2017年度トピックス・活動報告
(1)就労支援施設「日常塾」(新潟県上越市)の参観・意見交換
7月10日(月)・11日(火)に、新潟県上越市において「農業生産法人株式会社えちご棚田文化研究所(社長:岩崎欣一氏)」が運営している
就労支援施設「日常塾」(同施設HP: http://myhp.jcv.jp/nichizyouzyuku/index.html )の参観ならびに就労支援事業の現状と課題に
ついての意見交換会を実施しました。また、更生保護とゆかりのある専敬寺を訪問し、貴重なお話をうかがいました。
なお、10日(月)の夜には、天候にも恵まれ、蛍の乱舞にも遭遇することができました。
【訪問メンバー】
石川 正興(WIPSS所長)
小西 暁和(WIPSS研究所員)
石田 咲子(WIPSS研究所員)
曾田 正和(WIPSS招聘研究員)
今井 茂子(WIPSS招聘研究員)
小畑 輝海(WIPSS招聘研究員)
川瀬 惠子(WIPSS招聘研究員)
小林 良子(WIPSS招聘研究員)
小松 一枝(WIPSS招聘研究員)
宍倉 悠太(WIPSS招聘研究員)
山田 憲児(WIPSS招聘研究員)
久保田 邦子(社会福祉士(東京社会福祉士会))
太田 彩子(犯罪学研究会会員学生)
櫻井 瑛里(犯罪学研究会会員学生)
徂徠 千草(犯罪学研究会会員学生)
<岩崎社長による棚田の説明>
<緑に囲まれた「日常塾」の外観>
<更生保護とゆかりのある専敬寺で>
(2)イルマ・ファン・デア・ヴィーン氏講演会「『犯罪を行った者』の再統合のための革新的方法」
(早稲田大学社会安全政策研究所・早稲田大学比較法研究所共催)開催記録
1.日時・会場
日時:2017年9月23日(土)14:00−17:00
会場: 早稲田大学早稲田キャンパス8号館3階会議室
2.講演者・テーマ
イルマ・ファン・デア・ヴィーン(Irma van der Veen)氏(NGO「The Foundation 180」(オランダ)理事長)
「『犯罪を行った者』の再統合のための革新的方法」
3.通訳(逐次通訳)
石田 咲子 研究所員(早稲田大学法学学術院助手、大学院法学研究科博士後期課程)
小長井 賀與 招聘研究員(立教大学コミュニティ福祉学部教授)
4.講演概要
ヴィーン氏から、オランダにおける少年・若年成人を中心とした「犯罪を行った者」に対する先進的な就労支援の取組みに関して講演が
行われた。
講演後、オランダにおける「犯罪を行った者」に対する地方自治体の関わり方やソーシャルインパクトボンドの実践・評価方法等について、
日本との相違点を踏まえた活発な質疑応答が行われた。
<講演をされるイルマ・ファン・デア・ヴィーン氏>
<講演会風景>