2016年度トピックス・活動報告


 ◇中国監獄工作協会からの招聘による国際会議への参加
  1.日時:2016年5月24日(火)〜27日(金)
  2.会場: 中華人民共和国陜西省西安市・金華豪生国際大酒店
  3.テーマ:「犯罪予防,社会復帰及び矯正―経験,戦略及び展望」
  4.概要
   中国監獄工作協会からの招聘により,早稲田大学社会安全政策研究所の石川正興所長,萬歳寛之研究所員,高橋正義招聘研究員,
  吉開多一招聘研究員の4名が,中国陜西省西安市で行われた国際会議に出席しました。この会議は同協会と香港善導会と陜西省監獄
  管理局の三者の共催によるもので,参加者は中国,香港特別行政区のほか,オーストラリア,韓国,シンガポールからの矯正・保護関係
  の実務家や研究者,総計100名以上でした。
   第1日に予備会議が行われた後,第2日の全体会では,中国司法部次官及び陜西省副知事から歓迎の挨拶が述べられた後に,基調
  講演者として中国監獄工作協会会長,香港善導会首席,陜西省監獄管理局局長等に引き続いて,石川が「日本における監獄法改正と
  その後の行刑上の課題」と題した報告を行い,その通訳を高橋が行いました。

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   第3日は,6会場に分かれて分科会が行われました。そのうち,「矯正の公衆参加と監獄文化」をテーマとした第3分科会において,吉開が
  「刑事施設における社会内処遇との連携に関する新動向」と題した報告を行いました。

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   第4日は,男子を収容する刑務所である陜西省関中監獄のほか,仮釈放者等の社会内処遇を推進するために同省咸陽市秦都区が設立
  した社会内処遇機構の見学が実施されました。

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