日本更生保護学会第5回大会におけるシンポジウムの開催
2016年12月10日(土)・11日(日)に早稲田大学早稲田キャンパス(10日の会場が大隈記念講堂大講堂、11日の会場が8号館)において日本更生
保護学会第5回大会を開催し、10日にはWIPSSとの共催によりシンポジウムを行ないました。
基調講演に先立ち大会長である石川正興WIPSS所長がジャン-ギィ・ヘンケル氏(ジャルダン・ド・コカーニュ代表)・南谷桂子氏(ワインと文化社
代表取締役)を紹介した後、ヘンケル氏が「ジャルダン・ド・コカーニュにおける就労支援について〜『犯罪を行った者』に対する就労支援を中心に〜」
をテーマに基調講演を行いました。また、南谷氏に解説いただきながら、ジャルダン・ド・コカーニュに関する映像を上映しました。
「『犯罪を行った者』を雇用するソーシャルファームの日本における展開可能性」をテーマとしたシンポジウムでは、石川所長がコーディネーター
となり、多角的な視点からパネルディスカッションが行われました。
シンポジウム第1部では、以下のシンポジストが登壇し、各団体・企業で実施又は構想している事業について紹介いただきました。
小畑輝海氏(WIPSS招聘研究員・更生保護法人両全会理事長)
鷲野薫氏(WIPSS招聘研究員・更生保護法人両全会企画室長)
山敦氏(株式会社ヒューマンハーバー取締役・副社長)
玄秀盛氏(一般社団法人再チャレンジ支援機構理事)
中村隆重氏(社会福祉法人白鳩会理事長)
曾田正和氏(WIPSS招聘研究員・株式会社えちご棚田文化研究所東京支社長)
また、第2部では、中島祐司氏・井上普文氏(法務省大臣官房秘書課)がソーシャルファームに関する政府の政策の方向性について報告し、
シンポジウムの最後に、ヘンケル氏がフロアーからの質問に応答するとともに、生島浩氏(WIPSS招聘研究員)がシンポジウムの総括を行いました。
なお、本大会では、10日に306名、11日に251名が参加し、2日間で延べ557名の方が参加しました。
<主催者挨拶をされる石川正興WIPSS所長>

<基調講演をされるジャン-ギィ・ヘンケル氏>

<映像の解説をされる南谷桂子氏>

<シンポジウム登壇者からの報告の様子>
